運動がもたらす4つの効果
1. ダイエット効果
減量効果があることで知られているのが有酸素運動です。酸素を使って脂肪や糖質を燃焼しエネルギー源とするため、体脂肪の減少とそれに伴う減量効果がありますこうした有酸素運動にともなる減量は、内臓脂肪型の肥満や生活習慣病、メタボリックシンドロームの予防につながります。
2. 筋トレで基礎代謝UP
一方、レジスタンス運動(筋トレ)を行い筋肉量が増えると、基礎代謝量が上がります。これによって消費するエネルギー量が増え、太りにくい身体を作ることが可能です。
3. 身体の健全化
運動することは、血糖値や血圧、血中脂質について、さまざまな健康効果をもたらしてくれます。運動をするとインスリンの働きが改善されます。これによって正常化されるのが「血糖値」です。血糖は膵臓から分泌されるインスリンの働きで、筋肉に取り込まれることにより、その値が正常の範囲に保たれます。インスリンの働きが悪いと、血糖値の高い状態が続いてしまいます。これは、血管へのダメージにつながり、糖尿病のリスクを高めてしまいます。
4. 心の健康効果
体を動かすと交感神経が活発化し、物事を前向きにとらえやすくなります。また、β-エンドルフィンの作用で気持ちが高まり、幸せな気持ちになります。さらに、運動を継続することでドーパミンの分泌が盛んになり、ワクワク感も増加します。そのほか、セロトニンの作用で心身が安定するため、ストレス解消にもつながるでしょう。このように、運動は身体だけでなく、心にも良い影響を及ぼす効果がたくさんあるのです。